ノブロック(Knobloch)からレオ・ブローウェルの生誕80周年を記念した弦が発売

KnoblochのLeo Brouwer

日本ではあまりメジャーではありませんが、使っている人の間ではひそかに人気のスペインの弦メーカー、ノブロックから新しい弦がリリースされました。キューバの指揮者、作曲家、ギタリストであるレオ・ブローウェルの80歳の誕生日を記念した弦です。

以下の記事で本ブログの弦のレビュー/感想/情報記事をまとめています

https://cooksealphoto.com/%E5%BC%A6%E3%81%AE%E6%84%9F%E6%83%B3%E3%80%81%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81/

2019年3月1日に80歳の誕生を迎えたブローウェル

ブローウェルというとクラシックギター向けの現代曲を数多く作曲している作曲家というイメージがあります。

コンクールでもよく使われる弾きごたえのある曲が多いというイメージです。

元々自身でギターも弾いていたようですが、右手中指の腱を痛めて今では弾いていないとか。

その名も”LEO BROUWER”

今回ノブロックからリリースされた弦はその名も「LEO BROUWER(レオ・ブローウェル)」です。

ギタリストの名前がそのまま弦の名前になるのは珍しいんじゃないでしょうか?

ノブロックはスペインの弦メーカーなのですがブローウェルが好んで使っていたのですかね?

テンションは2種類リリースされています:

  • 400LB: ミディアムハイテンション
  • 500LB: ハイテンション

ローテンションどころかミディアムテンションの設定すらないプロ向けの弦です。

低音はナイロンとカーボンのコンポジット芯線に特別な合金の巻弦を使用

まず、低音弦は芯線にナイロンとカーボンのコンポジットコアを使用しているそうです。

これはノブロックの標準仕様なので他の弦と変わりません。

一方巻弦はレオブローウェル独自の合金を使用しており、長いサステインと音の輝きが特徴だそうです。

高音弦は”AT”ナイロン使用

一方高音弦には”AT”と呼ばれるナイロンを使用しているそうです。

“AT”が何を意味しているかは不明ですが、ナイロンとカーボンの特徴を両方備えているとか。もしかするとドーガルのディアマンテのようなカーボンとナイロンの組み合わせなのかもしれません。

日本への入荷は不明

このレオブローウェル、気になる弦ではあるのですが現状日本への入荷はないようです。

そもそもノブロック自体日本ではあまりメジャーではないので仕方ないところですが。。。

海外ではノブロックは評判がいいので日本でもはやってくれると面白いのですが。

追記:実際に買ってレビューしました。

タイトルとURLをコピーしました