最近ではYouTubeなどにクラシックギターの演奏動画をアップロードしている人も多く、見る側も参考になります。しかしながら、ただ演奏を録画しただけというものも多く、いまいち視聴数が増えないということもあるかと思います。ローランド(Roland)から登場したGO:LIVECASTはお手軽に誰でも楽しい動画にできる便利ツールです。
マイクとスマホへの接続インタフェース内蔵の配信ツール
このGO:LIVECASTはこんな感じの見た目です:
これ単体で使うものではなく、スマホとマイクを接続して使います:
マイクへのインタフェースは48Vのファンタム電源対応となっており、好きな高音質外部マイクを接続することができます。
紹介動画はこちらです:
ボタンで簡単にBGMや効果音、カメラ切り替えができる
このGO:LIVECASTの特徴は本体の上にあるボタンやつまみです。これらで音量調整やミュートが可能です。
1~6の番号のついた6つのボタンはカスタマイズして使うことができます。それぞれに表示したい動画や写真、流したいBGMやテロップを割り当てることができ、押すだけで動画配信中に割り当てたものをすぐに出すことができます。
この製品には著作権フリーのBGM、拍手、笑い声、動画が用意されており、それらを自由に使うことができます。
2台のスマホを使ってカメラ切り替え
たとえばしゃべっているときと演奏していると木でカメラのアングルを変えたいときがあるかと思います。そんな時にスマホを持ち上げて移動させると不格好ですが、GO:LIVECASTは2台目のスマホを無線接続することで簡単に切り替えられます。
切り替えは本体のボタン1つなので一瞬で切り替わります。
配信だけでなく動画作成にも
もちろん、YouTubeなどのリアルタイム配信だけでなく、動画作成にも使えます。
動画の録画機能がついていますので、あとからいろいろ編集するよりも楽に楽しい動画が作れます。
AndroidとiOS(iPhone)両対応
スマホとしてはAndroidとiPhoneの両方に対応しています。
本体の端子はUSB micro-Bですが、Type-CやLightningからmicro-Bに変換するケーブルがついているので追加品は不要です。
新しい時代の音楽活動に
昔は音楽を趣味にしているというと、どこかの発表会などに参加して弾かないと人前で演奏する機会はありませんでした。
最近はYouTubeなどに動画を上げることで全世界の人に自分の演奏を見てもらうことができます。
せっかくアップするならこういった機器を使って楽しい動画にしたいものです。
高音質マイクがセットのものもあります: