アパートやマンションであったり、深夜だったりすると気を遣わずにクラシックギターを弾くことは難しいです。そんな人のためにサイレントギターというものがあります。
クラシックギター演奏時の音を小さくしたい方はこちらの記事も参照ください:
共鳴胴を無くしアンプを付けたギター
サイレントギターは簡単に言うと共鳴胴を無くし、かわりにアンプを付けたギターです。
その中でもSLG-100NWはクラシックギターのネックの厚さになっており、クラシックギターにとって違和感のないものになっています。今は後継のSLG-200NWになっているようですね。
薄いけど軽くはない
私が使っているのはちょっと昔のモデルである、ヤマハのSLG-100NWです。。
そこそこ重いのですが、分解できるので小さくすることができます。
分解できる分、ケースも小さくなり、持ち運びはしやすいです。ただし、アンプが入っているせいかそれほど軽くはないです。
クラシックギターに近い弾き心地、でもなぜカッタウェイ?
弾き心地は、そこそこクラシックギターに近いと思います。音については望むべくもないですが、基礎練習とか、暗譜とかの目的には十分耐えます。
電池を入れたりACアダプタをつなぐとイヤホンで音を聞くこともできます。が、私は普段簡単な練習用に使っているのでつながずにつかっています。
一つ気になるのは、なぜかハイポジション付近がえぐれたカッタウェイになっている点です。アコギ系ならわかるのですが、クラシックギターであることをうたっているのであればカッタウェにしてほしくはなかったなと思います。
追記:形状も素材もクラシックギターそのもので、かつ電気的に表面板を振動させて音を出すギターが出ました。サイレントギター代わりにいいかもしれません。
追記: ヤマハのサイレントギターシリーズが2021年12月で誕生から20周年を迎えました。本当にロングセラーですね。