新しい楽器を買ってついでに(?)チューナーも新調しました。
KORGのクリップ式チューナー、Sledgehammer Proの缶入りです。
ん?缶入り?
その名の通り缶に入っている
このチューナー、その名の通り缶に入っています。
ツナ缶、ツナ缶、ツゥナ缶、・・・、チューナー缶!!みたいなのりのようです。
上から見たら普通の缶詰に見えます。
開封してもおいしそう!
中身は当然通常版と変わらず
缶に入ってはいますが、当然中身は通常版と変わりません。
缶はチューナー入れとして利用できるそうです。
そういえば昔のKORGのクリップチューナーはアタッシュケース風のケースがついていました。最近はそういうのがなくなって寂しいところでしたが、この缶で解消?
この缶、ふざけているようですがかなり真面目に作られています。日本にしかない技術を使って作られているとか。うーん、無駄にすごい。
なぜこのチューナーを選んだのか?
缶の部分にばかり目が行ってしまいますが、中身も良いです。
このチューナーはチューナーの左右にあるダイヤルですべての操作が完結するところが良いところです。
普通のクリップチューナーだと裏にあるスイッチを手探りで操作する必要がありますが、そんな必要はありません。
電源を入れるのすらこのダイヤルでできてしまいます。
実は、このチューナーと迷っていたチューナーがありました。
同じKORGのPitch Crow-G AW-4Gです。
こちらも精度は変わらないのですが、裏にスイッチがあるところが気に入りませんでした。配置は使っていくうちに覚えるでしょうが、クリップという不安定なもので固定してある本体を裏から押すのは結構難しいです。
快適に使うにはダイヤルの方がいいかなと。
また、ダイヤルがついたチューナーという意味では”Pro”ではないスレッジハンマーもありました。
このチューナーでもよかったのですが、ダイヤル部分が共振するというレビューを見て躊躇しました。ちなみに、Sledgehammer Proは私の環境では共振していません。
また、”Pro”の方のチューナーらしくない表示にもひかれ、高いProに。。。さらに缶入りに。。。
もう1つの候補としては、tc electronic polytune clipもありました。
これはポリフォニックチューナーなので6つの弦を同時に慣らしてもチューニングができてしまったり、精度がKORGよりもさらに良かったりします。
しかしながら、ちょっとお値段の方が。。。
新しい表示は思ったより使いやすい
Sledgehammer Proの特徴は何といってもかっこいいチューナー表示です。
KORGは3Dビジュアルメーターと呼んでいます。
このメーター、何がいいかというと、チューナーの光がどの方向から見ても見やすいんです。
上にあげたKORGのチューナーは液晶なので、正面から見た時に最も見やすく、そこからずれると見づらくなっていきます。
これに対してSledgehammer ProはLEDライトが円筒状に配置されているので、正面部分が見える限り、どの角度から見ても光が見えます。このため、ギターのヘッドにつけた後、細かく角度を調整する必要がありません。
今までのチューナーと毛色が違うので慣れは必要かもしれませんが、これはありです。
精度も最高
このSledgehammer Proはその辺で安く売っているチューナーの10倍の精度があります。
この高精度モードであわせると確かに和音が気持ちいいです。
普通のチューナーだとチューナーで合わせた後に耳でもあわせたくなりますが、Sledgehammer Proはそんな必要がないと思わせるような精度です。
缶はともかくSledgehammer Proはクラシックギター弾きにもお勧め
そんなわけでSledgehammer Proはかなり気に入りました。
エレキやアコギをターゲットにしているような広告ですが、クラシックギター弾きにもお勧めです。
缶は…話のタネが欲しければどうぞ(笑)
追記:個性的な面白いチューナーについてまとめてみました