JASRACと音楽教育を守る会が、音楽教室でのレッスン時に大人700円、子ども100円を著作権料として毎年納めることで合意したそうです。

音楽教室規定に関する音楽教育を守る会とJASRAC の合意について

極少利用(普段は管理楽曲を使用しないが、年に数回程度利用する場合)の場合は、レッスン単位および曲単位での使用料を定めるそうで、2018年4月に遡り請求するそうです。

レッスンであっても著作権料を取りたいJASRACと、教育に関わることなので免除したい音楽教育を守る会が裁判などで争っていたわけですが、結局支払いをすることになってしまいました。

大人はともかく、子どもや学生は無料でも良いのではないかと思うですが・・・。年額100円というのは安そうに見えて、一度料金が発生したら今後値上げできるということでしょうからね。

また、この「音楽教育を守る会」というのがどういう組織なのかわかっていないのですが、大手の音楽教室はともかく、個人経営など小規模な組織もこの合意に従わなくてはいけないのかも気になります。

作曲家を守るために著作権料が必要なのはわかりますが、いまいち納得感が得られない結論でした。