不協和音というと、その名前だけで毛嫌いする方が多そうですが、実は人間は意外と不協和音が好きであることがわかったそうです。

ピタゴラス提唱の“不協和音”の理論、間違いだった？　人は少しズレた不調和を好む　英研究者らが発表：Innovative Tech - ITmedia NEWS

ピタゴラスは、2つの音を鳴らしたときに、その周波数比の関係ができるだけ単純な数字であるほうが美しく感じるとし、そうでないものを不協和音と呼びました。

しかしながら、最新の研究によると単純な数字の比よりも、少しずれていたほうが美しく感じることがわかったのだとか。

また、音楽にとって和音の響きだけなく、音色が非常に重要であることがわかったそうです。

でも、きっとこの理論に基づいて新しい音楽や新しい楽器を作っても、それほど心には響かないのでしょうね。こういうなぜかはわからないけど美しい、楽しいと感じることを大事にしていきたいような、なぜなのか知りたいような。