クラシックギターの音色は人の耳で判断するものでしたが、これを数値で評価する手法が開発され、特許として出願されたそうです：

【神奈川工科大学】楽器の音色評価技術を開発 ― ギターなどの音色を定量的に評価することが可能に ― - 大学プレスセンター

音を周波数解析し、基音と倍音の調和性のバランスを数値化したのだとか。

実際に量産楽器とラミレス3世の音を比べたところ、ラミレス3世のほうが数値が高くなったのだそうです。

話としては面白いのですが、量産楽器とラミレス3世だと素人でもわかりそうな気がします。せっかくなら3大名器を比べてみました！だと興味深いのですが。

それに、数値化する際には人間の意図が必ず入っているでしょうから、開発者の好みも入ってしまっている気がします。

とはいえ、感覚でしかわからなかったものを数値化しようという試みは大事ですし、今後にも期待したいです。