AKGが新型高音質USBマイクの「Ara」を発売しました。似たような価格帯の製品ですが、すでに発売されているLyraとの違いはどこにあるのでしょうか?
クラシックギターの演奏をスマホから高音質で録音できるマイクについてはこちらの記事も参照ください:
PC、Android、iPhone、iPadに対応したUSBマイク
AraはLyraと同じく、パソコン、Android、iPhone、iPadと幅広い機器に対応したUSBマイクです。
その音質は24-bit/96kHzのハイレゾに対応しており、パソコンやスマホのマイクに比べて高い音質での録音が可能といえます。
また、音を拾う方向として、前方向だけでなく、後方も加えることができ、2重奏などで役立つでしょう。
紹介動画はこちらです:
Lyraとの違いは?
このAra、11,000円前後で販売されているのですが、同じAKGの高音質マイクであるLyraとかなり近い価格帯です。
AraとLyraの違いを表にすると以下のようになります。
Lyra | Ara | |
マイク数 | 4 | 2 |
最高音質 | 24-bit/192kHz | 24-bit/96kHz |
指向性 | FRONT FRONT&BACK TIGHT STEREO WIDE STEREO | FRONT FRONT&BACK |
大きさ | 247.5×107.9×152.5㎜ | 182 x 114 X 221㎜ |
重さ | 1280g | 665g |
全体的にLyraのほうが高音質かつ高機能です。
ただ、Lyraはそれなりに大きく、重さも1kg以上あり、持ち運びには適していません。
持ち運ぶなら665gのAraの方が良いでしょう。
Lyraはすでに発売済みであり、Amazonや楽天、サウンドハウスなどで入手可能です。
一方、Araはまだ日本ではサウンドハウスくらいでしか販売されていません。しかしながら、今後取扱店は増える見込みです。
追記:Amazonなどでも取り扱いがはじまりました。