新型コロナウイルスの影響でさまざまなイベントが中止になっています。クラシックギターのコンサートやコンクールも同様なのですが、そんななか、メルカリで面白いオーディションが開催されることがわかりました。「メルカリコンサート ギターオーディション」と名付けられたこのオーディションはYouTubeに投稿した動画で争われます。
独奏だけじゃなく、重奏や合奏も
このオーディションのクラシックギター部門、面白いことに参加資格が幅広いです。
普通、この手のオーディションやコンクールは演奏形態を限定しますが、なんと独奏でも重奏でも合奏でもOK。
参加資格はこちらです:
クラシックギター演奏家の方から愛好家の方、はじめたばかりの方まで全ての方。
・メルカリのアカウント保有者※で、国籍、年齢、性別を問いません。
※メルカリのアカウントは、スマートフォンからアプリをダウンロード(無料)いただくと、簡単に会員登録(無料)で取得いただくことができます。(iPhone版はApp Storeから、アンドロイド版はGoogle Playストアからダウンロードすることができます。)
・クラシックギター(ナイロン弦を張ったギター)を、ピックなど用いずに直接指で演奏するスタイル(フィンガーピッキング)に限ります。
・ギターでの演奏(独奏/重奏/合奏)が対象になります。ギター演奏に限ります。歌とギターや、ギター以外の楽器を含む合奏は対象となりません。
・演奏楽曲は一般的に「クラシックギターで演奏される音楽」※を対象とします。
※「クラシックギターで演奏される音楽」:本オーディションでは、現代までの西洋の芸術音楽を中心にその流れを組む音楽はクラシックギター音楽と判断します。西洋楽曲や、そこから発展・融合した映画音楽、南米音楽、JAZZ系の音楽、現代音楽などもクラシックギター音楽の範疇とします。編曲も含みます。
かなり幅広い人が対象になりそうで、盛り上がりそうですね。
審査員は福田進一をはじめとした著名な方ばかり
審査員も本格的です。
審査委員長は言わずと知れた福田進一氏ですし、アコースティック・ギター・マガジン編集長の相川 浩二氏、日本ジュニア・ギター教育協会 会長の斎藤 明子氏、「マチネの終わりに」の作者である平野 啓一郎氏、ギタリスト・コンポーザー・プロデューサーの渡辺 香津美氏が審査員を務めます。
かなり本格的な顔ぶれといえるのではないでしょうか。
グランプリをとればデビュー!?
商品も豪華です。
グランプリを取ると、
- MV撮影
- ミニアルバム音源制作(ご希望によりデジタル配信可能)
をさせてくれるそうです。つまりデビューですね。
グランプリ以外でも高級マイクやスピーカーなど、豪華賞品がそろっています。
この点でもなかなか魅力的ではないでしょうか。
クラシックギター部門以外にオールギター部門とギター写真部門も
さらに、クラシックギター部門以外にエレキ、アコースティック、ウクレレ等が対象のオールギター部門や、ギターを題材にした写真で争うギター写真部門も開かれます。
演奏に自信はなくても、写真なら!という方や、クラシックギター以外にも演奏される方におすすめです。
これらの部門も商品は豪華ですよ。
クラシックギター部門はすでに受付開始
このオーディションのクラシックギター部門は2/1~3/15の受付で、すでに受付を開始しています。
予選はYouTube動画、本戦は会場で行われるようです。
我こそはという方は頑張って参加しましょう。
ちなみに、おひとりさま何点でもとありますが、審査員の方々は大丈夫なのでしょうか?
オールギター部門とギター写真部門は3/1~3/31に開催だそうです。
このオーディションが盛り上がって、ギター界の発展につながるといいですね。