ARIA、ショートスケールの初心者向け本格クラシックギターを発売〜640mmで弾きやすい

ARIA ACE-5Cの画像 初心者向け
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ARIAが初心者向けの新しいクラシックギターを6種類発売しました。いずれも640mmのショートスケールであり、スペインで製作されているのが特徴です。

6種類の新型クラシックギター

ARIAが新たに発売したのは以下の6種類のクラシックギターです。

モデル名表面板裏板弦長価格
ACE-5Cサペリ640mm85,800円
ACE-5Sサペリ640mm85,800円
ACE-7Cローズウッド640mm143,000円
ACE-7Sローズウッド640mm143,000円
ACE-8Cローズウッド単板640mm209,000円
ACE-8Sローズウッド単板640mm209,000円

いずれもケースつきだそうです。

表面板や裏板の材料については以下の記事で詳しく解説していますので参照ください:

弦長640mm & ナット幅50mmで弾きやすい

今回発売されたクラシックギターの特徴は、いずれも弦長が640mmのショートスケールモデルであるという点です。

ショートスケールのギターは弦長が短いので、一般的なサイズの650mmのギターよりも指を開かなくてもよく、初心者が扱いやすいギターであるといえます。

また、弦長が短くなると弦の張りも弱くなるため押さえやすいです。

一般的にはショートスケールのギターは音量が小さくなるといわれていますが、最近は技術の発達で650mmと変わらないともいわれていますし、初心者であればそこまで気にする必要はないでしょう。

さらに、ナット幅も50mmと、一般的な52mmよりも狭くなっています

ナット幅とは平たくいうと指板の幅のことであり、狭いほうが指が短くても押さえやすいです。

本場スペインで製作

これらのギターはいずれも価格的には初心者向けの位置づけですが、いずれもスペインで委託生産されています。

バインディングや飾り部分にプラスチックを使用せず、モザイクを使用するなど、こだわりの製法で製作されているそうです。

日本のクラシックギターも優秀ですが、ギターには国ごとに個性があり、スペインのギターは本場の音がするという意見もあります。

貴重な初心者向けショートスケールモデル

初心者向けのクラシックギターはコストパフォーマンスが重要なので、一般的に650mmのものが多いです。

バリエーションを増やせばそれだけコストが上がるため、あまりメーカーはやりたくないのでしょう。

それにもかかわらずARIAが640mmの初心者向けギターを発売したのは、クラシックギター業界全体が640mmという弦長を受け入れはじめていることを示しているのかもしれません。

初心者のみならず、安いショートスケールのギターを探していた方にもおすすめですよ。

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