クラシックギターを立って弾ける!Luthier LU-STRAP 02は足台を使わずに座って演奏もできそう

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クラシックギターは通常、椅子に座って演奏するものです。また、足台や支持具を使うのが一般的で、ストラップは取り付け金具が楽器にないことから、これを使って演奏することはほとんどありません。弦で有名なLuthierのLU-STRAP 02にはそんな常識を覆す、クラシックギターをストラップを使って演奏するためのアクセサリです。

ストラップを使わないクラシックギター

ストラップがクラシックギターにおいて一般的でない最大の理由は、ストラップを取り付けるための金具(ストラップピン/エンドピン)がないからだと思います。

エレキギターやアコースティックギターの場合はこれがあるのが一般的で、ストラップを簡単に取り付け可能です。

クラシックギターの場合、音への影響を避けるためおよび見た目の問題から、個人でカスタムする以外でストラップ取り付け金具がついていることはあまりありません。

このため、演奏者もストラップを使わず、足台や支持具を使って演奏することが多いでしょう。

クラシックギターでストラップが使える「Luthier LU-STRAP 02」

LuthierのLU-STRAP 02はこの常識を覆す、ストラップを使ってクラシックギターを弾くためのアイテムです。

サウンドホールの上下にフックで引っかけて固定

LU-STRAP 02の見た目はこんな感じです:

右上に見えているのが肩にかけるためのショルダーパットで、そこからひもが2本伸びています。

そして、ひもの先端がフックになっており、これをサウンドホールの上下に引っかけてギターを固定する仕組みです。

これなら確かに取り付け金具がなくてもクラシックギターにストラップを取り付けられます。

フックは柔らかい生地で覆われており、ギターへの傷を防ぎます。また、ショルダーパットも方への負担を軽減してくれるそうです。

クラシックギターを立って弾いたり足台や支持具なしで座って弾ける

LU-STRAP 02を使うことで、クラシックギターを立ったまま弾くことができます

何のために?と聞かれると困りますが、弾き語りをするときに貴重な楽器を使いたいけどストラップをつけるための穴は開けたくない、とかでしょうか。

また、座った状態でも足台や支持具なしでギターを固定できそうなので、腰痛持ちの方にもおすすめです。

サウンドホールへの負担が気になる

ちょっと気になるのはサウンドホールへの負担です。

クラシックギターの表面板は一般的に薄く、サウンドホールの周りは一般的に補強されているとはいえ、自重をフックだけで支えていいものかちょっと気になります。

また、見た目としても正直よいとはいえないところも気になります。

面白いアイテムではあるけれど

LU-STRAP 02は面白いアイテムだとは思いますが、やはりギターへの負担が気になるところです。

穴を開けてしまうよりは音への影響は小さそうなので、まずはおそるおそる使うのがよさそうでしょうか。

もし足台や支持具を使わずに座って弾きたいだけなら、以下の記事で紹介している方法を使う手もあります:

クラシックギターをストラップを使って演奏する方法としては、ほかにもこちらの本でプロが別の方法を紹介しています(ネタバレになるので詳細は書きません):

クラシックギターをいかに構えるかは永遠の課題です。LU-STRAP 02によって悩みが解決する方がいるとよいですね。

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