もうすぐ公開される映画「マチネの終わりに」の主題曲である「幸福の硬貨」はなんと福山雅治自らがクラシックギターで演奏しているそうです。その演奏が収録されたサウンドトラックがAmazon Musicで公開されました。
菅野祐悟作曲の幸福の硬貨がサウンドトラックに収録、福山雅治自ら演奏
その実際の演奏がこちらです:
Amazon Music UnlimitedもしくはAmazon Music HDと契約をしていると無料で聴き放題です。
CDを買うと3,000円以上しますし、MP3でも2,000円以上するので聞き放題の方がお得です。無料期間もあるので期間内に契約を終了すれば無料です:
サウンドトラック全体や、小説版マチネの終わりにをテーマにしたCDも聞き放題です:
わずか3か月間のクラシックギターの練習
福山雅治はこの映画のためにギタリストの福田進一から3か月のクラシックギターのレッスンを受けたのだそうです。
正直、「幸福の硬貨」は難しい曲には聞こえませんが、他の仕事で多忙を極める中でこれだけ弾けるのはさすがとしか言いようがありません。
元々アコギやエレキは弾けるのでしょうが、じゃあこれから3か月でアコギかエレキを映画の主題歌に使えるくらいのレベルに仕上げてみろと言われたら白旗を上げるしかありません。。。
音はクラシックギターらしいよりはややアコギよりの金属的な音です。
この録音で使っているのはやはりイグナシオ・フレタでしょうか。
他のトラックは福田進一と荘村清志の演奏
サウンドトラックのうち、幸福の硬貨は2トラック目と最後のトラックあります。最後の方は組曲となっており、映画の主題曲っぽい感じです。
これらさ福山雅治の演奏になっていますが、その他のトラックは福田進一と荘村清志の演奏のようです。組曲は福山雅治と福田進一の二人の名前になっていますが、一部を福田進一が弾いているのでしょうか?
サウンドトラックは大聖堂、ソルの主題よる変奏曲、アストゥリアスなど、ギターの名曲のオンパレードです。さすがにこれらは三ヶ月では厳しいですよね。。。でももう少しやれば弾けてしまう勢いかもですが。。。
3曲目のThe Future Changes the Pastも福田進一の名前になってますが音は幸福の硬貨と似てるのでもしかして福山雅治の演奏でしょうか?
小説を主題にした「幸福の硬貨」と映画の「幸福の硬貨」は別の曲
実は、小説を主題にしたCDに収録されている「幸福の硬貨」は林そよかという人が作曲しており、映画版とは別の曲になっています。
こちらが林そよかの幸福の硬貨です:
なぜこんなややこしいことになったのかはわかりませんが、小説をベースにしたCDの方を作るときにはまだ映画の話がなかったのかもしれませんね。
林そよかの方はこちらで楽譜も売っています。映画版もそのうち出るのではないでしょうか?
(追記) 映画版のマチネの終わりにの楽譜も出版されます
やはり要望が多かったようで、映画版のマチネの終わりにとFuture Changes The Pastの楽譜が出版されるようです。
クラシックギターが少しでも流行ると良いけど
世の中の宣伝では大人の恋愛映画というところを前面に押し出していて、あまりクラシックギターについては全面に押し出されていないような印象を受けます。
この映画の幸福の硬貨が弾きたい!ということで少しでもクラシックギターの人気が高まるといいのですが。。。