木でできている楽器であるクラシックギターは湿度の影響を強く受けます。低すぎる湿度も高すぎる湿度も楽器にとっては害になるため、保管するときにはほどよい湿度を保つ必要があります。新しく登場したPedi MAGIC DEHUMIDIFIERは半永久的に使えて環境にも優しいというコンセプトの湿度調整剤です。
寿命と環境への影響が気になる湿度調整剤
クラシックギターにとって湿度調整剤は必須アイテムであり、ケースの中に入れておきたいアイテムの1つです。このブログでもさまざまなクラシックギター用湿度調整剤を紹介しています:
しかしながら、湿度調整剤には寿命があり、そのたびに買い替える必要があります。それほど高くないものからそこそこいい値段がする湿度調整剤までいろいろありますが、ランニングコストがかかるのは確かです。
また、湿度調整剤の多くはリサイクルが難しい素材でできています。環境への負荷という意味ではあまりよろしくないといえます。
新コンセプトの湿度調整剤「Pedi MAGIC DEHUMIDIFIER」
これに対して新しく登場したPedi MAGIC DEHUMIDIFIERにはこれまでにない新しいコンセプトがあります。
半永久的に使用可能
Pedi MAGIC DEHUMIDIFIERには寿命がなく、理論上は半永久的に使用できるそうです。
1つのPedi MAGIC DEHUMIDIFIERで吸収できる水分は8gで、それを超えたら電子レンジで加熱すれば湿度を放出して再び使用可能な状態にできるのだそう。
ちなみに、1週間に1度は電子レンジで加熱することが推奨されています。加熱時間は、
- 1個: 4分
- 2個: 6分
- 3個: 9分
だそうです。ワット数は不明ですが、500~600Wといったところでしょうか。
環境にやさしい
Pedi MAGIC DEHUMIDIFIERの成分は100%自然に還る物質でできており、廃棄しても環境に悪影響を与えることがないそうです。
ただでさえ半永久的に使えて捨てる必要がないのに加え、捨てたとしても環境に負荷がないというのはうれしい仕様です。
楽器にもやさしい
さらに、Pedi MAGIC DEHUMIDIFIERは楽器にも優しいアイテムです。
急激に湿度を下げるものではないため、楽器への負荷が低く、安心して使用できます。
また、一般的なシリカゲルの場合、吸収した水分が再び放出される可能性がありますが、Pedi MAGIC DEHUMIDIFIERの場合はそういうことがなく、楽器に水分がついてしまうリスクがないとのことです。
湿気が多い日本にこそPedi MAGIC DEHUMIDIFIERが必要
日本の梅雨や夏は、湿度が高くなり、クラシックギターにはつらい季節といえます。
そんな時期は湿度調整剤をケースに入れてクラシックギターをいたわってあげましょう。
Pedi MAGIC DEHUMIDIFIERなら、半永久的に使えますし、環境にも楽器にもやさしいです。
少々お値段は張りますが、楽器とランニングコストのことを考えれば。。。