新型コロナウイルスの影響で外出などを自粛せざるを得ず、悶々とした日々を送っている人も多いかと思います。人々はやはり室内でできることを始めたようで、ギターの売り上げが大幅に伸びたそうです。もしかしてクラシックギターも?と期待してしまいます。
フェンダー、テイラー、ギブソンなどが好調
これはニューヨークタイムズの以下の記事によるものです:
これによると、フェンダーは史上最大の売り上げを記録、テイラーは6,7月だけで年間の予想売上の半分を達成とかなり好調です。
さらに、パンデミックの影響で4月に工場を閉鎖したギブソンですら、夏の終わりには作り終わったものをすべて売ることができたのだとか。
ギターインストラクションアプリも好調
また、フェンダーがリリースしているインストラクションアプリであるFender Playのユーザー数が3月下旬から6月下旬の間に15万人から93万人に増加したそうです。
このうち、新規ユーザーの20%近くが24歳以下、70%が45歳以下でした。つまり、昔を懐かしんでギターを再開したというよりは、新たに始めた人が多いということなのでしょう。
さらに、新規の女性ユーザーはパンデミック前の30%から45%に増加。すそ野が広がっていることを感じさせます。
クラシックギターはどうなのだろう?
これらはエレキやアコギのデータですが、クラシックギターはどうなのでしょうか?
実際のところはわかりませんが、SNSなどの情報を見ている限りギターが良く売れたり、レッスンに通う生徒が増えているようです。
コロナウイルス自体は決していいものとはいえませんが、これを機に少しでもクラシックギターをやる人が増えてくれるといいのですが。クラシックギターは音も小さく、手軽にできる楽器なのでStay Homeにはもってこいの楽器ですし。
俳優の石田ゆり子さんが始めたようなので、そちらの影響もあったりすると良いなぁと思います。