前回の記事ではクラフトギークのカプセル譜面台をレビューしましたが、今回はその別売りアクセサリをレビューしたいと思います。ポータブルバッグ、楽譜ライト、スマホ/タブレットホルダーの3種類です。
こだわりが詰まった新世代譜面台である「カプセル譜面台」
クラフトギークのカプセル譜面台はデザインや機能にとことんこだわった、新世代の譜面台です。
優れたデザインはアートの分野からも認められており、ニューヨーク近代美術館(MoMA)でも販売されています。

カプセル譜面台本体のレビューはこちらの記事をご覧ください:
今回はカプセル譜面台とともにサンプルをご提供いただいたアクセサリ3種をレビューしたいと思います。
ポータブル三脚バッグ
ポータブル三脚バッグはカプセル譜面台およびアクセサリを持ち歩くための専用バッグです。
「三脚」という名前がついていますが、実際にはカプセル譜面台用のポータブルバッグになっています。
おしゃれかつ丈夫なファブリック製
ポータブルバッグの見た目はこんな感じです:

譜面台に付属のバッグというとペラペラのナイロン製か、硬くて大きいプラスチック製が多いですが、このポータブルバッグはファブリックな生地でできています。
デザイン性に優れているのはもちろん、軽くて傷にも強いそうです。

出典:KraftGeek
可動コンパートメントで譜面台に加えて足台や弦なども収納可能
内部はカプセル譜面台を入れるためのスペースに加え、可動コンパートメントが備えられています:

まるでカメラバッグのような構造ですが、このコンパートメントの大きさを調整することでさまざまなものが収納可能です。
試しに足台と弦を入れてみましたが、この通り余裕で入ります:

爪の手入れグッズなども入れれば、楽譜以外の持ち物はすべてこの中に収納できそうです。
何ならカプセル譜面台を入れる以外の用途として使っても良いでしょう。
斜めがけでもワンショルダーでも持ち運び可能
このポータブルバッグには肩紐がついているのですが、長さを調整することで斜めがけバッグとしてもワンショルダーバッグとしても使えます:

ギターをリュックのように背負うならワンショルダーでしょうか。
最近はBAMケースなどのおしゃれなギターケースが増えていますので、組み合わせの相性も良いのではないでしょうか。

クラシックギター用のケースについてはこちらの記事でまとめています:
楽譜用ライトのLumiLight
2つ目のアクセサリは、楽譜を照らすライトであるLumiLightです。
カプセル譜面台の上部に取り付けるライト
このLumiLightはカプセル譜面台の上部に取り付けるライトです。譜面台の上部にネジ穴があり、そこに取り付けて使います:

ネジ式なので落ちる心配はありません。
折りたたみ式でコンパクト収納、電源は単3電池に加えてUSB-Cも
ライトの部分は折りたたみ式になっており、使わないときや持ち運び時はコンパクトになります:

上で紹介したポータブル三脚バッグにも収納可能です。
電源は単3電池3本またはUSB-Cとなっています。USB-C端子は本体左側にあります:

モバイルバッテリーでも駆動可能でしょう。
明るさは2段階、最大80ルーメン
肝心の明るさは2段階に調整可能で、最大80ルーメンです。
試しに最大の明るさにしてみましたが、十分な明るさでした:

これなら暗いなかで楽譜を見る場面でも安心です。
スマホ/タブレットホルダーのFlexyMount
最後にレビューするのが、スマホ/タブレットホルダーのFlexyMountです。
カプセル譜面台の譜面下か上部に取り付けるホルダー
FlexyMountはスマホ/タブレットを挟み込む本体と、カプセル譜面台に取り付けるためのアダプタから構成されています:

取り付け場所は上で紹介したカプセル譜面台上部のネジ穴、あるいは譜面置き場下のネジ穴です:

上部に取り付けると安定感が悪そうなので、タブレットを付けるなら下の方が良いかもしれません。

KraftGeekらしく作りは非常によく、重い12.9インチiPad Pro(700gほど)を取り付けてもしっかり安定しています。
角度はアダプタ部のネジを緩めればかんたんに調整可能です。
タブレット以外にスマホを取り付けることも可能で、たとえば録音をしたり、チューナーアプリを使ったり、メモ代わりにしたりとさまざまな応用ができます。

もちろんサイズさえあえばマイク、専用チューナー、その他機材も固定可能。
カプセル譜面台のレビュー記事で紹介したとおり、カプセル譜面台自体にiPad Pro 12.9インチを置いてもしっかり安定しているため、タブレットは譜面台に載せ、スマホなどを固定するのが良いかもしれません。
「コールドシューマウント」で応用が広がる
このFlexyMount、面白いことに片方の端にコールドシューマウントがついています。

「シューマウント」はカメラにアクセサリを取り付けるためのマウントで、フラッシュなどをカメラの上に取り付けるために使われます。
「コールドシュー」は電気的な接続がないマウントのことなのでフラッシュなどの電源が必要なもが取り付けられるわけではないのですが、何しろシューマウントは幅広く使われている規格なので、さまざまな面白アイテムが世の中にあります。
たとえばシューマウント取付型のスマホホルダーを取り付ければ、スマホなどのアクセサリを追加で接続可能です:
シューマウント式のマイクショックマウントを付けて、高音質で録音するのも面白そうです:
シューマウントからほかの接続に変換するアダプタも多数あるので、アイデア次第でさまざまな使い方ができるでしょう。
15%オフクーポンもアクセサリでも利用可能
カプセル譜面台本体のレビュー記事でもご紹介した、クラフトギーク提供の15%オフクーポンはアクセサリでも利用可能です。
こちらの公式オンラインストアで以下のクーポンコードを入力すると15%オフで購入できますので、少しでも安く買いたい方はぜひご利用ください:
15% 割引コード: CG0518
アクセサリと一緒に使うことで応用が広がる
カプセル譜面台は単体でも便利に使えますが、これらのアクセサリを利用することでさらに応用が広がります。
カプセル譜面台を購入するならぜひセットで揃えたいアクセサリばかりです。
あとは、カプセル譜面台本体のレビュー記事で不満点としてあげた、3枚、4枚続きの譜面台に対応するためのアダプタなどあると良いですね。
今後も追加で魅力的なアクセサリが出ることを期待したいと思います。