クラシックギター弾きの命といえば右手であり、爪に関してはしっかりとケアをしている人も多いことでしょう。しかしながら、弦を押さえる左手も重要であり、右手同様ケアしてあげるべきです。あかぎれなどが起こった場合にはギターが弾けなくなることもあります。
左手小指のあかぎれでギターが弾けなくなった
まさに最近私の身に起こったことなのですが、左手小指の先がぱっくり割れました。
どうもあかぎれのようです。
このあかぎれ、ちょうど指で弦を押さえる場所にあり、ギターを弾きたくても痛くて弾けないという状態に陥ってしまいました。
ずっと右手の爪に関してはケアしてきたので、左手が原因でギターが弾けなくなるとは盲点でした。
なぜひび割れやあかぎれは起こるのか?
あかぎれの原因は乾燥にあるとされています。
皮膚が乾燥すると、まずひび割れが起き、さらに乾燥が進むとこのひび割れが深くなってより皮膚の深いところが割れるのだそうです。
特に冬場は空気が乾燥する上に、手洗いなどで手の油分が失われ、乾燥しやすいのだとか。
あかぎれまでいかなくても、ひび割れが起きると弦が引っかかって弾きづらくなるでしょう。
老化によって起きやすくなることも
実は私、これまであかぎれになったことが一度もありませんでした。
そこで調べてみると、やはり老化によってあかぎれが起きやすくなるとのことです。
皮膚から潤いが失われていくのでしょうね。。。
ひび割れやあかぎれを防ぐには?
では、あかぎれを防ぐにはどうしたら良いのでしょうか。
保湿ケアをおこなう
やはり乾燥が原因だけに、保湿ケアが一番です。
保湿力が高いクリームを使うのが効果的とされており、こんな感じのクリームを使うと良いでしょうね。
あかぎれ用の薬用ハンドクリームもあります。
もちろん、コスパ重視のハンドクリームでも良いと思います。
さすがに、カイナのような高級な爪用保湿クリームを使う必要はないと思います。
水分をしっかり拭き取る
新型コロナウイルスやインフルエンザ、風邪予防のため、手洗いうがいをしっかりしている人は多いかと思います。
それ自体は良いのですが、終わった後にしっかりと水分を拭き取るようにしましょう。
皮膚が濡れたままだと、皮膚の水分も一緒に蒸発してしまうのだとか。
お風呂も同様ですので、水に触った後はハンドクリームでケアしたいですね。
もちろん、水仕事などの際にゴム手袋を使うのも効果的です。
外出時は手袋をする
寒い季節は外に出ると家の中よりも乾燥します。
手袋をすることで、皮膚から出た水分を保持し、乾燥を防ぐことができるでしょう。
ひび割れやあかぎれになったら
では、ひび割れやあかぎれになってしまったらどうしたらいいでしょうか。
あかぎれを治す効果のある絆創膏を使う
バンドエイドからあかぎれを治す効果のある絆創膏が販売されていますので、これを使うのがおすすめです。
絆創膏を貼ることで患部を守り、水分を保持する効果がある上に、治癒力を高めてくれます。
医薬品のクリームを使う
あかぎれやひび割れを治すための医薬品もあります。
このようなものも、早く治すのに役立つでしょう。
皮膚の新陳代謝を促進するための栄養をとる
あかぎれを早く治すには、皮膚の新陳代謝を促進するのが効果的です。
具体的には、ビタミンC、ビタミンE、ミネラルといった栄養素をとると良いでしょう。
病院に行く
あまりにも繰り返したり、治らなかったりする場合は、病院に行った方が良いでしょう。
左手にもしっかりケアを
右手の爪はもちろん重要ですが、ギタリストにとって左手も演奏に欠かせないものです。
特に冬の季節はあかぎれが起きやすく、私のようにギターが弾けなくなることもあるので注意しましょう。
保湿クリームはそれほど高くなく、手軽に使えるのでおすすめです。
指先が柔軟になることで、ギターが弾きやすくなる効果も期待できるかもしれません。
ぜひ、左手のケアを始めてみてください。