コロナ禍が続くなか、家のなかで楽しめる楽器を新たな趣味にしたいと考えている人が多いといいます。山野楽器がアンケートを採ったところ、「2022年に始めたい楽器」としてクラシックギターを含むギターが2位にランクインしました。
8.7%がギターを2022年に始めたいと回答
山野楽器は2021年12月16日から2022年1月16日にかけて1,186人に「2022年に楽器や歌を始めるなら、どんな楽器をやってみたいか」についてアンケートを採りました。
その上位は以下のようになっています。
順位 | 楽器 | 割合 |
1位 | ピアノ | 13.5% |
2位 | アコースティックギター、クラシックギター | 8.7% |
3位 | フルート | 8.0% |
4位 | サックス | 5.5% |
5位 | ウクレレ | 5.2% |
6位 | ヴァイオリン | 5.0% |
7位 | エレキギター | 4.4% |
8位 | クラリネット | 3.4% |
9位 | トランペット | 3.2% |
10位 | キーボード、シンササイザー | 3.2% |
1位は圧倒的な強さでピアノでした。さすがですね。
それに次いでアコースティックギターとクラシックギターが8.7%で2位に入っています。このうちクラシックギターがどれくらいの割合なのか気になるところですが、ある程度の人気があるようです。
一方、エレキギターは4.4%と振るいませんでした。クラシック楽器のイメージがある山野楽器のアンケートなので、別の店がアンケートを採ると別の結果になるかもしれません。
年代別に回答者を見ると、45歳以上がほとんどであり、これも一因でしょうか。
現代ギターの表紙になったことで話題のウクレレも5.2%で5位に入っています。
前から憧れていたり弾いてみたい曲あったりするのが始めたい理由
楽器を始めたい理由としては、
- 前から憧れていた/かっこいいから: 45.1%
- 好きな曲や弾いてみたい曲がある: 31.7%
が上位となっており、以前から良いと思っていたものをやりたいと考えている人が多いようです。
ちなみに、アンケートに答えた半数近くが楽器の演奏経験が無い、あるいは以前はやっていたが今はやっていない人たちです。
コロナ禍をきっかけに始めたという人も22.6%おり、楽器の需要の高さを感じさせます。
クラシックギターを始める人が増えることを祈る
このアンケートからは、クラシックギターを始めたいと考えている人が潜在的にはいることがわかります。
ただ、クラシックギター業界全体が盛り上がるには若い人の参加が欠かせませんが、今回のアンケートでは若い人は少数であり、全体の動向はわかりません。
始めやすく、長く楽しめる楽器だと思うので、少しでもクラシックギターを手に取る人が増えると良いなと思います。
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