昔は新しいクラシックギターの弦を試すには、クチコミや現代ギターの情報くらいしか事前に音を事前に知る手段がありませんでした。時代は変わり、動画を気軽に投稿/試聴できるようになり、クラシックギターに関する情報も多数動画として存在しています。オーガスチンが同社の弦の音を比較する動画を投稿し、買う前の参考することができるでしょう。
以下の記事で本ブログの弦のレビュー/感想/情報記事をまとめています
ナイロン弦を開発したオーガスチン
オーガスチンといえば、セゴビアとともにナイロン弦を開発したことで知られています。
それまでのガット弦に比べて丈夫でクリアな音がし、安価ということで一気に普及し、クラシックギターを多くの人が楽しむのに寄与したといえます。
最近ではカーボン弦のパラゴンシリーズを発売し、今でも多くのギタリストに愛される弦メーカーです。
オーガスチンについてはこちらの記事で詳しく解説しています:
オーガスチンが同社の弦の音を比較する動画を公開
そんなオーガスチンが新たに、プロのギタリストが同社のさまざまな弦を使って音を比較する動画を公開しました。
演奏はUros BaricとKarmen Stendlerという二人のギタリストによっておこなわれています。
また、最後の方ではそれぞれの弦の特徴について二人で語り合っており、非常に参考になるでしょう。
日本語字幕付きでの視聴も可能
ちなみに、動画中で二人は英語でしゃべっているのですが、YouTubeの機能で日本語の字幕を付けることができます。
やり方は、まず、動画下部にある字幕ボタン(下の画像の赤いバーがついているもの)を押します。
すると、英語の字幕が出ますので、次に歯車ボタンを押し「字幕」を選び、「自動翻訳」から日本語を選ぶと日本語表示に変えられます。ちなみに、私がやったときは「日本語」は一番下にありました。
そもそも英語が自動生成されたもので、それを日本語に自動翻訳した字幕なので、おかしいところもあるかもしれませんが、雰囲気はわかるかと。
アクイーラも弦の音の違いが聴ける音源を公開
同様の施策としては、アクイーラも各弦の音の違いを聴ける音源を公開しています。
このようなものを積極的に公開してくれると、消費者としてはありがたいですね。
アクイーラについてはこちらの記事を参照ください:
オーガスチンの弦の違いを知るのに役立ちそう
今回公開された動画はオーガスチン自ら作成したものであり、オーガスチンの弦に関する正確な情報が得られるでしょう。
また、プロのギタリストによる見解も、弦選びに役立ちそうです。
ただ、弦の音は楽器や演奏者との相性によっても変わります。あくまで参考程度にするのがおすすめです。
今までオーガスチンの弦を試したことがない方も、ほかのオーガスチンの弦の種類を試したい方もぜひ動画を見てみてください。