学生は社会人とは違い、お金がなく、移動手段が限られているという問題があります。一方で時間があるのでさまざまなところでギターを弾くことが多く、移動が多いです。そんな学生をターゲットにしたクラシックギター用ギグバッグ「KIKUTANI GVB-30C」が登場しました。
クラシックギター用ケースについてはこちらの記事も参照ください:
安くて徒歩や公共交通機関で運びやすいギグバッグ
KIKUTANI GVB-30Cは、「移動が多い学生向け」というコンセプトのもとに、以下のような特徴を持っています。
価格が安い!
一番の特徴は、お金がない学生のために定価を安くした点です。
定価は6,930円(税込)とかなり安く、店の割引やポイントを考えるとさらに安く買えるでしょう。
これまで有名メーカーのなかで最も安かったのがARIAのABC-300CFです。
こちらは定価6,600円(税込)とGVB-30Cより少し安いですが、実勢価格ではどうなるでしょうか。
ちなみにクッションの厚さはABC-300CFの18mmに対し、GVB-30Cは20mmと少し厚いです。
徒歩で運んでも疲れにくい
徒歩で歩くことが多い学生のことを考え、GVB-30Cにはつかみやすく疲れにくいハンドルや、メッシュ生地で快適に背負えるクッションが搭載されています。
ケース自体も軽く設計されており、わずか1.32kgです。
ギターは意外と重いので、歩くのが楽になる仕様はありがたいですね。
自転車や原付、電車でも運びやすい
学生は車よりも自転車や原付の利用が多いかと思いますが、ギターケースを背負っているとサドルや後輪などにあたることがあります。
GVB-30Cは肩紐の長さを調節し、自転車や原付でも快適に背負えるようにしているそうです。
また、混雑した電車の中ではギターを背負うのが難しいこともありますが、前と後ろにセンターハンドルが搭載されているため、電車のなかで邪魔になりにくいのもうれしいポイント
学生はもちろん、軽くて安くて持ち運びやすいケースを求めている方にピッタリ
このように学生をターゲットにしたGVB-30Cではありますが、社会人が使ってはいけないわけではありません。
軽くて安くて持ち運びやすいケースを求めているなら誰にでもおすすめといえます。
最近のおしゃれなデザインやカラーのケースに比べると、黒一色ということで地味ですが、質実剛健を目指したり、自宅保管用のケースを探していたりするなら検討してみてはいかがでしょうか。