新しい弦の音程を早く安定させられる!Stretchaで弦の伸びを取ろう

Stretchaの画像 ギター用品

クラシックギターに限らず、ギターに新しい弦を張るとどんどん音程が下がり、練習しようにもできないという経験は誰でもあるのではないでしょうか。音程がどんどん下がるのは、張った直後から弦がどんどん伸びるから。そこで開発されたのがStretchaと呼ばれる商品。弦を適切に伸ばして安定を早めてくれます。

新しい弦はどんどん伸びる

新しく弦を張ると、弦にもよりますが2,3日は音程がどんどん下がってしまい、曲を弾いていても汚い和音ばかり出ます。

これは、新しい弦は張力をかけられることで伸びやすいため。伸びると音程が下がるので、チューニングを合わせても時間とともに音が下がってしまいます。

発表会やコンサートでステージ上で弾く際にはいい音の出る新しい弦を使いたいところですが、張ってすぐの弦はどんどん伸びるのでそういうわけにもいきません。

指で引っ張って伸ばすのはおすすめできない

人によっては、指を使って弦を伸ばし、安定を早めようとしている方もいるかと思います。

しかしながら、この方法は弦に不均一な伸縮を起こしてしまい、かえって弦によくありません。音が悪くなってしまうのだとか。

また、指で弦を伸ばそうとすると45分以上伸ばし続ける必要があるといわれ、時間を取るほか、指を痛める可能性があります。

短時間で弦を伸ばせるStretcha(String Stretcha)

そんな悩みに答えて開発されたのがStretcha(ストレッチャ、String Stretcha)と呼ばれる製品です。

Stretchaは横から見るとこんな感じです:

人間工学に基づいて設計されており、耐久性の高い素材が使われています。

ぱっと見は100均で売ってそうな商品ですが。。。

5分で弦が安定するStretcha

StringStretcha Up Close

Stretchaを使うと5分で新しい弦の音程が安定するとされています。

使い方はかんたん。まず、弦を交換し、チューニングします。

そして、ブリッジ側からStrechaを以下の写真のように挟み込み、丁寧に上に引き上げます:

StringStretcha Up Close

高く引き上げすぎたり、フレットに触れてしまわないように注意しながら、指板の上まで滑らせます:

StringStretcha Up Close

ヒール部分を弦と平行に保ち、ナット側へとStretchaを滑らせ、1フレットまで滑らせたらブリッジ側に戻します。

最後に弦のチューニングをおこないます。

この作業を2回行うだけで弦が安定するそうです。

また、伸びやすい弦の場合は3回行ってもいいとか。

ただし、4回以上行うと弦が伸びすぎてしまうようなので注意してください。

動画もありますので、こちらを見ていただいたほうがわかりやすいでしょう。

均一に弦を伸ばせるので音もよくなる

Stretchaを使うと、弦全体を均一に伸ばすことができます。

これにより、弦が正確に安定して振動するようになり、より良い音で鳴るようになるそうです。

多くのギタリストが愛用

新しい弦の音が早く安定するということで、プロのギタリストも愛用しているそうです。

なぜこれまでなかったのか?といわれているほどだとか。

クラシックギターにも使えるのか?

動画や写真を見るとエレキギターやアコースティックギターに使われているものばかりですが、クラシックギターにも使えるのでしょうか?

口コミを調べたところ、使っている方がいらっしゃり、ナイロン弦でもやらないよりは安定が早くなるそうです。

ただし、エレキやアコギに比べると効果は薄いとか。

新しい弦を早く安定させたい方に

張った直後の弦の音がどんどん下がるのは、ギターの悩みの一つといえます。

Stretchaを使えば弦の音程の安定が早まるので、より練習や演奏に集中できそうです。

弦を変えるのがおっくうになるストレスが減り、新しい弦をどんどん試そうという意欲も増しそうですね。

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